ケース別の応急処置の方法を解説。犬が呼吸をしていない場合の応急処置の方法について解説しています。

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犬が呼吸をしていない場合の応急処置方法【ワンちゃんの医学マニュアル】

呼吸をしていない場合の応急処置方法

呼吸や鼓動(こどう)が停止したり、歯茎が白くなるショック症状によって犬が動かない場合には、大至急動物病院に連れて行く必要があります。
動物病院に着くまでの間は、応急処置として、心肺蘇生や人工呼吸をおこないます。
まず、呼吸・心臓の鼓動がともに確認できない場合には、心肺蘇生をおこないます。
小型犬であれば1秒に2回のペース、中型犬や大型犬の場合には1秒に1回のペースで、20回心臓を押して、鼓動が戻れば処置をやめます。
鼓動が戻らない場合には、人工呼吸法によって息を吹き込みます。
犬の鼻を自分の手と口で覆って、2回から3回息を吹き込みます。
この一連の処置を交互に、心臓の鼓動が戻るまで繰り返します。
心臓の鼓動が戻ったら、人工呼吸をおこないます。
肺を1回に5秒程度かけて押した後、犬の口と鼻を、飼い主の手で覆うようにして持ち、息を吹き込みます。
日頃からいざというときのために、犬の体に触って、心臓や肺の位置を確認しておくことが大切です。

ステップ.1【動物病院に連絡する】

呼吸や心臓の鼓動が止まっている場合には、早急に動物病院に連れて行きます。
動物病院に着くまでの間、心肺蘇生法と人工呼吸法をおこないます。

ステップ.2【犬を横向きに寝かせる】

犬を横向きに寝かせて、できる限り首をのばして気道を確保します。
犬の鼻まわりを上からつかんで、上あごを上げて気道を確保します。

心肺蘇生法【心臓の鼓動が停止している場合】

心臓の鼓動が停止いている場合には、頭を低くして、心臓がある左側を上にして寝かせ、脇のあたりの肋骨から、肩の方にかけて押して心肺蘇生をおこないます。

  1. リズミカルに心臓を押す
    リズミカルに心臓を強く押して、すぐゆるめます。
    小型犬であれば1秒に2回、それ以外であれば1秒に1回を目安に20回押します。
  2. 人工呼吸をおこなう
    心臓の鼓動が戻らない場合には、犬の鼻を自分の手と口で覆い、筒状にした手の端(親指の隙間)から、犬の鼻に強く息を吹き込んで、肺を膨らませます。
    自分の口を離したら、肺が自然にしぼむのを待ちます。
    1回6秒程度のペースで10回おこないます。
  3. 鼓動が戻るまで繰り返す
    心臓の鼓動が戻るまで、1と2と繰り返します。
心肺蘇生法【犬が呼吸をしていない場合の応急処置】 人工呼吸【犬が呼吸をしていない場合の応急処置】
人工呼吸法【心臓の鼓動はあるが呼吸が停止している場合】

心臓の鼓動は確認できるが、呼吸が確認できない場合には、肺を押して犬の鼻に息を吹き込みます。

  1. 胸を押して空気を出す
    肩甲骨(けんこうこつ)の下の肋骨に両手を置き、5秒間押して、肺から空気を押し出します。
  2. 人工呼吸をおこなう
    犬の鼻を自分の手と口で覆い、筒状にした手の端(親指の隙間)から、犬の鼻に強く息を吹き込んで、肺を膨らませます。
    自分の口を離したら、肺が自然にしぼむのを待ちます
    1回6秒程度のペースで10回おこないます。
人工呼吸法【犬が呼吸をしていない場合の応急処置】 人工呼吸【犬が呼吸をしていない場合の応急処置】

犬の心臓の位置と肺の位置

犬の心臓は、肋骨に守られ左胸寄りの上部にあります。
また、犬の肺の位置は、肋骨の下の胸部分にあります。

犬の心臓の位置と肺の位置
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