犬の心の病気を紹介。心の病気「分離不安(ぶんりふあん)」について詳しく解説してます。

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分離不安(ぶんりふあん)について詳しく解説
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分離不安(ぶんりふあん)【ワンちゃんの医学マニュアル】

分離不安(ぶんりふあん)

飼い主と離れると、極度の不安と恐怖を感じてしまい、おとなしく留守番ができない心の病気を「分離不安(ぶんりふあん)」といいます。
分離不安は、飼い主と離れられなくなる、犬の飼い主への依存が引き起こす心の病気ですが、これは、飼い主へのリーダーシップの不信感が原因によって起こるものです。
犬は、強いリーダーに従って暮らしているときに、安心感を感じる生き物です。
飼い主が犬を甘やかしてしまうと、従うべきリーダーがいないと感じてしまい、不安定な心境に陥って分離不安を起こしてしまいます。
犬に愛情を注ぐことは大切なことですが、人間と犬の主従関係をしっかり築くことが、分離不安を起こさないための秘訣です。

病気の原因飼い主に対する過度の依存

分離不安の最大の原因は、飼い主に対する犬の過度の依存です。
飼い主に依存している犬は、ひとりにされることに過度の不安と恐怖を抱くために、心のバランスを崩してしいます。
犬の飼い主への依存は、飼い主が甘やかしすぎることが原因です。
いつも犬と一緒にいたり、しつけをしないで甘やかしてしまうと、犬は精神的にひとり立ちができなくなってしまいます。
特に、室内でペットとして飼う犬に関しては、この傾向が強くあります。
飼い主の度を過ぎた溺愛は、分離不安の原因となることを肝に銘じておきましょう。

症状留守番中にだけ起こす問題行動
  • 飼い主が出かけようとすると吠える
  • ひとりにされると吠え続ける
  • ひとりにされるとふるえる
  • ひとりにされると呼吸を荒くする
  • 留守番中にものを噛んだり家具を壊す
  • 留守番中にトイレ以外の場所で排泄をする
  • 留守番中に被毛が変色したり脱毛するまで自分の体をなめ続ける(自傷行為)

分離不安の特徴は、飼い主と一緒にいるときは特に問題行動を起こさず、よく甘える人なつっこい犬が、ひとりになる留守番のときにだけ問題行動を起こすことです。
ただし、留守番中に上記のような行動が見られる場合であっても、分離不安でない可能性もあります。
たとえば、家族が外出する時間帯に、家の外で何らかの音がするなどの刺激があって、これに対して犬が反応して暴れている可能性もあります。
分離不安であるかどうかの判断は、犬がひとりで留守番をする様子を録画して、その様子を確認する方法が効果的です。

治療法1人に慣れさせる・主従関係の構築

分離不安を治療するときに注意しなければならないのは、決して叱らないことです。
留守番中の行動を、時間が経過した後から叱られても、犬は何に対して叱られているのかがわからなく、また、留守番に対してさらに恐怖感を抱くだけで逆効果です。
分離不安を治すには、少しずつ徐々に犬がひとりでいることに慣れさせていきます。
最初は、家に家族がいるときでも、サークルに入れたりして犬をひとりにする時間をつくります。
この時に、犬が吠えるなどして訴えても無視してください。
犬が吠えるのをやめたら、声をかけて一緒に遊んであげます。
留守番中の練習も、分離不安を治す効果的な治療方法です。
犬の目の前で外出する準備をして、声をかけないで外出します。
玄関のドアを閉めたら、最初は30秒程度で犬のそばに戻ってあげます。
この練習を、30秒から1分、1分から5分というように、戻る時間を少しずつ長くして続けます。
注意しなければならないのは、外出前の犬に対する飼い主のふるまい方です。
外出する前に犬に構う習慣がついていると、犬は飼い主が出かけた途端に、強い不安を感じてしまいます。
外出する15分前くらいになったら、犬を無視するようにして、犬に気づかれないように静かに外出するのがいいでしょう。
分離不安の症状が起こるのは、留守番が始まってから30分までといわれています。
つまり、30分間ひとりで留守番ができるようになったら、数時間の留守番にも耐えられるようになります。


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