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攻撃行動(こうげきこうどう)について詳しく解説
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攻撃行動(こうげきこうどう)【ワンちゃんの医学マニュアル】

攻撃行動(こうげきこうどう)

「飼い主に対して吠える」、「飼い主に噛みつく」、「人に対して威嚇する」、「他の犬に対して威嚇する」など、攻撃的な態度をする問題行動を、「攻撃行動(こうげきこうどう)」といいます。

病気の原因原因は様々

攻撃行動には、その犬によって様々な原因があり、複数の原因が組み合わさっているケースもあります。
どのような状態を起こしているかによって、原因を推測することができます。

  • 病気・けが
    けがによって体が痛い場合や、病気で苦痛を感じている場合には、自分の体に触れられそうになると、自分の身を守ろうとして相手を攻撃します。
  • 怯え
    初めて見る人間や、他の犬、過去に怖い思いをさせられた相手などに対して、後ずさりしたり、尻尾を下げて怖がるしぐさをみせ、吠えるなどの威嚇行動を見せます。
  • 優位性
    犬が自分が家族のリーダーだと思うことが原因です。
    自分が気に入らないことが起こると、飼い主や家族に吠えたり噛みついたりします。
  • 所有性
    犬の本能である「自分の物を取られたくない」という本能が不必要に高まった状態です。
    食餌やおもちゃなどを取り上げようとすると、うなったり噛みついたりして、阻止しようとします。
  • 捕食性
    動くものを見ると、犬の本能である狩りの本能を刺激されて、噛みつきます
    特に猟犬として改良された犬種は、この狩りの本能が出やすい傾向にあります。
  • 子犬の頃のふれあい不足
    通常、犬は子犬の頃に兄弟と甘噛み遊びなどをすることで、適切な噛む力を覚えます。
    しかし、子犬の頃に兄弟との触れ合いが少ない場合には、噛む加減を覚えることができずに成長してしまい、飼い主や他の犬と遊んだ時に、強く噛んでしまいます。
  • 性ホルモン
    特にオスの場合には、生後6か月を過ぎたころから性ホルモンの影響によって、縄張り意識が芽生え、「来客に吠える」、「他の犬とけんかをする」などの行動を見せます。
  • 突発性
    特に原因はないが、突然に起こる攻撃行動です。
    遺伝的な疾患が原因とされていますが、原因がわからない場合がほとんどです。
症状吠える・噛む・うなる・歯をむき出す

「噛もうとする」、「噛む」、「うなる」、「歯をむき出す」、「吠える」などの行動は、攻撃行動です。
通常は、成犬の攻撃的な態度を攻撃行動といいます。
小型犬の攻撃行動は、一見被害が少なく問題がないように思われがちですが、立派な問題行動です。
飼い主に被害が及んでいなくても、頻繁に攻撃行動を見せる場合には、心になんらかの問題を抱えていることが多く、放置してしまうと飼い主との関係にも影響をおよぼしてしまいます。

治療法原因に応じた治療

突然、攻撃行動が見られるようになった場合には、まず、けがや病気がないかを確認する必要があります。
体に異状が見つからない場合には、攻撃行動を起こしている原因に応じた対策をおこないます。
なお、攻撃行動の中でも、噛むことで実際に人間に危害を加える可能性が高い犬に関しては、専門家に相談する必要があります。

【病気やけがが原因の攻撃行動】
病気やけがが原因の場合には、その病気やけがを治す必要があります。

【怯えが原因の攻撃行動】
怯えが原因の場合には、飼い主が抱いてあげるなどして安心させながら、怖がるものを遠くから見せて慣らしていきます。
見たことのない人間を怖がる場合には、その人間からおやつをあげてもらう方法が効果的です。

【優位性が原因の攻撃行動】
優位性が原因の場合には、日頃の生活の中で、人間がリーダだと教え込む必要があります。

【所有性が原因の攻撃行動】
所有性が原因の場合には、犬本来の本能が原因なので、完全に治すことは困難です。
人間との上下関係を治すことによって、改善されるケースもあります。

【捕食性が原因の攻撃行動】
捕食性が原因の場合には、十分に運動をさせます。
ボールやフライング・ディスクなどを投げて捕まえさせる遊びをすることによって、犬が持っている狩りの欲求を満たしてあげることができるため、問題行動を緩和することができます。

【じゃれているときに噛む場合】
じゃれ合いをしているときに犬が噛む場合には、まず、遊び方を改善します。
引っ張り合うなど犬を興奮させる遊びをしている場合には、その遊びをやめます。
遊んでいる最中に攻撃しようとする場合には、すぐに無視し、攻撃すると遊びが終わりになるということを犬に理解させます。

【性ホルモンが原因の攻撃行動】
性ホルモンが原因の場合には、その多くは去勢手術をすることによって改善されます。
性格が穏やかになり、性的本能が原因で起こる攻撃行動が緩和されます。
子犬を産んだ後の母犬が攻撃行動を見せている場合には、子犬を守ろうとする犬の本能が原因なので問題はありません。
子犬が大きく成長するとともにおさまっていきます。

【突発性の攻撃行動】
突発的に攻撃行動を起こしている場合には、今現在では完治させる治療方法がありません。
ただし、突発性の攻撃行動はまれなので、まずは獣医師に相談してください。


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