犬が中毒(ちゅうどく)を起こした場合の対処方法を紹介。中毒を起こす身近な原因と対処について詳しく解説してます。

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中毒の対処方法について詳しく解説
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中毒の対処方法【ワンちゃんの医学マニュアル】

中毒の対処方法

中毒を起こす物質には、食べ物、植物、薬品、化学物質、生物などがあります。
毒素が体内に侵入すると、様々な生理的な反応が起こります。
たとえば、中毒となる物質を飲み込んでしまった場合には、食道や胃などの消化器の粘膜が荒れるため、嘔吐や下痢を起こします。
また、毒物が血液中に入ってしまうと、脳や心臓、肝臓など、生命を維持する臓器に障害を与えるため、命に落とす可能性が高くなります。
特に、子犬は好奇心が強く、身の回りにある物の臭いを嗅いだり、噛んだり、口にしたりするため、誤って吸引したり飲み込んでしまうケースがあります。
また、飼い主が犬には毒となることを知らずに食べさせてしまったり、犬が届く場所に置いてしまうことなどによって、中毒を招くケースもあります。
中毒を起こす物質を知り、これらの物質を犬に近づけないことは、中毒の予防につながります。
なお、中毒の治療は、中毒を起こした原因物質に応じて、薬用いたり、口から胃に管を通して洗浄液を注入し毒物を体外に排出する処置「胃の洗浄」などをおこないます。

●食べ物による中毒
●薬品による中毒
●生物による中毒
●その他中毒

各中毒の対処方法一覧
中毒の原因 症状と対処方法
食べ物による中毒 タマネギ 貧血、元気がなくなる、尿が赤いなどの症状。
点滴や輸血が必要になるケースもあるため、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
チョコレート 嘔吐(おうと)、下痢(げり)、痙攣(けいれん)、大量のよだれ、発熱、興奮(こうふん)、ぐったりするなどの症状。
症状が目立つようであれば、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
ブドウ 腎不全(じんふぜん)を起こす可能性があります。
重症化するケースはまれですが、命を落とす危険性があるため、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
薬品類による中毒 犬・人間の薬 摂取した薬によって症状は異なります。
摂取した薬を持参して、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
除草剤・殺虫剤 含まれる毒素によって症状は異なります。
薬品によっては吐かせた際にのどを痛めるケースがあるため、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
家庭用洗剤 皮膚の炎症や嘔吐、下痢などの症状。
被毛(ひもう)や皮膚に付着した場合には、水と石鹸で洗い流します。
飲んでしまった場合には、吐かせた際にのどを痛めるケースがあるため、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
植物類 アサガオ(種子)
アセビ(すべて)
アマリリス(球根)
イチイ(果肉以外)
ジギタリス(すべて)
ジャスミン(葉)
スイセン(球根)
スズラン(すべて)
ツタ(根)
ヒガンバナ(すべて)
ポインセチア(樹液・葉)
下痢、嘔吐など胃に不調をきたします。
植物によっては神経症状や死に至るケースもあります。
球根や白い樹液を持つ植物は中毒を起こすものが多いです。
庭にある場合には、刈り取ったり、柵などを設置して、植物に近づけないような工夫が必要です。
生物による中毒 ヒキガエル なめたり、口にした場合には、口の中をよく洗浄して、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
ハチ 刺された場合には、ピンセットなどを用いて針を抜き、患部に抗ヒスタミン薬を塗布します。
呼吸困難、ぐったりする、昏睡状態などのアレルギー反応(アナフィラキシー・ショック)があらわれている場合には早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
ヘビ 毒を持っていないヘビであれば、噛まれても重症化はしません。
マムシ、ハブなど毒をもつヘビに咬まれた場合には、直ちに動物病院へ連れて行くことが必要。
その他中毒 たばこ 嘔吐、腹痛、下痢、ぐったりするなどの症状。
特に症状があらわれていない場合であっても、動物病院へ連れて行くことが必要。
ペンキ 嘔吐、下痢、腹痛、食欲不振、ふらつくなどの神経症状。
早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
灯油・ガソリン 嘔吐・下痢、痙攣などの症状。
被毛(ひもう)や皮膚に付着した場合には、水と石鹸で洗い流した後に毛を刈ります。
誤飲の場合には、吐かせずに、牛乳と動物性オイルを飲ませた後に、早急に動物病院へ連れて行くことが必要。
不凍液 嘔吐、ふらつく、痙攣などの症状。
重度の場合には死に至ります。
早急に動物病院へ連れて行くことが必要。

チェック関連病気

たまねぎチョコレートブドウアサガオ・ジャスミン・スイセンなどヒキガエルヘビ人間の薬殺虫剤洗剤鉛・鉄・水銀など


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