犬の泌尿器の病気を紹介。腎臓の病気である「腎炎(じんえん)」について詳しく解説しています。

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腎炎(じんえん)について詳しく解説
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腎炎(じんえん)【ワンちゃんの医学マニュアル】

腎炎(じんえん)

腎炎は、糸球体腎炎(しきゅうたいじんえん)ともよばれ、腎臓の糸球体に炎症が起こる病気です。
腎炎には、急激に病状が悪化する急性腎炎と、ゆっくりと病状が悪化して慢性的に続く慢性腎炎がありますが、特に急性腎炎は死に至るケースもあるので注意してください。
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病気の原因免疫作用の異常

急性腎炎は免疫システムの異状など、慢性腎炎では老化などによって、血液をろ過する役割を担っている「糸球体」に炎症が起こることが原因です。
炎症が起こると、老廃物を無毒化するという「ろ過機能」が低下することによって、老廃物が体内に残ってしまいます。
この体内に残った老廃物の中でも、窒素(ちっそ)を含むたんぱく質が分解されると、アンモニアなどの有毒物質が発生してしまいます。
この有毒物質が血液にまじり、体内にまわることによって様々な障害を起こします。
チェック免疫とは、体の防御システムのことです。
外敵である、細菌やウイルスなどが体内に侵入すると、それに対抗して抗体をつくり、外敵が再び侵入すると、攻撃して排除する働きをしています。

症状尿量の減少・嘔吐

犬の腎臓病での症状では見られない、尿量が減少するという症状が見られます。
その他にも、食欲の低下、嘔吐(おうと)、脱水症状などの症状も見られます。
病気が進行すると、痙攣(けいれん)などの神経症状や、口臭がアンモニア臭いなどの症状が見られます。

治療法輸液・食餌療法・人工透析

治療は、急性腎炎の場合には急性腎不全(きゅせいじんふぜん)の治療を、慢性腎炎の場合には慢性腎不全(まんせいじんふぜん)の治療をおこないます。
急性腎炎の場合には、輸液(ゆえき)をおこなって、ミネラルバランスを整えます。
また、食欲が低下するので、栄養補給もおこないます。
重度の場合には、人工透析をおこなうケースもあります。

慢性腎炎の場合には、食餌療法が中心になります。
腎臓に負担がかかってしまうたんぱく質の摂取を抑え、かつ栄養バランスのとれた食餌を与えます。
また、体内のミネラルバランスを整えるために、輸液をおこなうケースもあります。

チェック人工透析とは、血液のろ過が充分に行えず、水分や老廃物のコントロールができなくなってしまった場合に、人工的に血液の浄化をおこなうことです。
主に、お腹の中に透析液を入れ、体内で血液を浄化させる「腹膜透析(ふくまくとうせき)」という方法を用います。


チェック関連病気

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