犬の皮膚の腫瘍を紹介。「肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)」について詳しく解説してます。

犬の病気紹介と病気予防サイト【ワンちゃんの医学マニュアル】 Yahoo!ブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
肥満細胞腫について詳しく解説
トップ腫瘍(ガン)皮膚の腫瘍>肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)

肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)【ワンちゃんの医学マニュアル】

肥満細胞腫(ひまんさいぼうしゅ)

【悪性腫瘍】
免疫にかかわる「肥満細胞」という細胞が腫瘍化したもので、皮膚腫瘍の中では最も多く見られる腫瘍です。
他の臓器などに転移しやすく危険な腫瘍です。
特に、ボクサー、ボストン・テリア、イングリッシュ・セターなどに多く見られます。
病巣の形状は、赤く膨れたようなしこりが見られたり、患部の皮膚表面の組織が壊死(えし)したり、患部が筋肉のかたまりのように見えるなど、病巣の形状は様々です。
なお、肥満細胞は、炎症を引き起こす化学物質をもっているため、この炎症物質が血液によって胃に運ばれてしまうと、「胃潰瘍(いかいよう)」を引き起こしてしまうケースもあり、その場合には、嘔吐(おうと)、吐血(とけつ)などの症状があらわれます。
肥満細胞腫は、「脂肪腫(しぼうしゅ)」と見誤られるケースもあるので注意してください。

病気の原因不明

原因はよくわかっていません。
犬種による先天的要因や、慢性的な炎症が関与していると考えられています。

症状多種多様・しこり

病巣の形状は、かたいしこりができる、脂肪のような柔らかいしこりができる、脱毛している、潰瘍ができている、皮膚炎を起こしているように見えるなど様々で、これという定まった形状ではあらわれません。
なお、肥満細胞腫からは、炎症を引き起こす化学物質が放出されるため、胃潰瘍を併発するケースが多く、嘔吐(おうと)、吐血(とけつ)、食欲不振などの症状があらわれます。

治療法手術・放射線治療

治療は、手術と放射線治療の併用が、最も成功する治療方法と考えられています。
まずは、腫瘍とその周辺組織を広範囲に切除する手術をおこないます。
ただし、手術で切除しきれない場合や、切除が難しい部位に発症している場合には、放射線治療を用います。

病気予防日常のチェック

予防は困難なので早期発見に努めましょう!!
全身のどこにでも発症するため、目視でのボディチェックはもちろん、日頃から、「食欲がなくなった」、「吐いた」、「便の色が変わった」などの、体調の変化は見逃さないように心がけましょう!!
他の臓器に転移しやすいので、早期発見・早期治療が重要です。
気になる症状が見られる場合には、早急に動物病院で診察を受けてください。

腫瘍の仕組みと要因

腫瘍は、「これが原因」というような、どれか一つの原因で起こるというわけではなく、いくつもの原因が重なり、長い期間をかけて発症すると考えられています。
そのため、年齢を重ねるとともに、ガンの発症率は高くなります。
チェック腫瘍の仕組みと腫瘍ができる要因


チェック関連病気

肛門周囲腺腫腺ガン肥満細胞腫扁平上皮ガン脂肪腫上皮腫腺腫骨肉腫軟骨肉腫骨腫悪性黒色腫線維肉腫エプリス胃ガン肝臓ガン直腸ガン平滑筋腫子宮ガン精巣腫瘍乳腺腫瘍悪性リンパ腫白血病


▲TOP
リンク一覧
当サイトの情報などを参考にして、損害が発生した場合があっても当サイト管理人及び関係者は一切責任を負うことは出来ません。

Copyright (C)2011-2014 ワンちゃんの医学マニュアル.All Rights Reserved.