動物病院で使用される薬を解説。犬の循環器(心臓)の病気を治療するための薬である「強心薬(きょうしんやく)」について解説しています。

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犬の循環器(心臓)の病気を治療するための薬である「強心薬」について解説
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犬の強心薬(きょうしんやく)【犬の薬】

強心薬(きょうしんやく)

心臓を刺激することによって、心臓の働きを回復させる作用のある薬です。
心臓機能が低下することによって全身症状があらわれる、重度の心不全の場合に使用されます。
代表的な強心剤としては、植物から抽出した「ジギタリス製剤」です。
その他にも、「カルシウム感受性増強薬」や、気管支拡張薬として使用される「キサンチン誘導体」、「ホスホジエステラーゼ阻害薬」などがあります。
これら気管支拡張薬としても使用される薬は、心臓の筋肉の収縮力を高めるとともに、血管を拡張させる作用があります。

ジギタリス製剤

代表的な強心剤です。
キツネノテブクロという植物から抽出された成分がジギタリスです。
ジギタリス製剤には、3つの作用があります。
まず、心臓の収縮力を高め、血液を全身に押し出す力を強くさせる作用があります。
次に、心拍数を減らして、心臓から送り出す血液の量を増やす作用があります。
3つ目に、心臓の不規則な拍動(不整脈)を抑える作用があります。
これら3つの作用によって、強い強心効果を期待することができますが、その反面、毒性が強いというデメリットがあります。
そのため、ジギタリス製剤を投与するには、専門的な知識が必要です。

薬の効能

心臓の収縮力を高めて、血液を全身に押し出す力を強くさせる作用や、心拍数を減らして、心臓から送り出す血液の量を増やす作用、心臓の不規則な拍動(不整脈)を抑える作用など、強い強心作用があります。

薬の副作用

薬を多く与えてしまうと、食欲の低下、嘔吐(おうと)、下痢(げり)などの中毒症状を起こします。

処方される薬

ジゴキシン/ジギトキシン

カルシウム感受性増強薬

ジギタリス製剤が持つ強心作用の他に、血管を拡げる作用をあわせもった薬です。
ジギタリス製剤や血管拡張薬が効果をあらわさない時に、この薬が使用されます。

薬の効能

心臓の収縮力を高めて、血液を全身に押し出す力を強くさせる作用や、心拍数を減らして、心臓から送り出す血液の量を増やす作用、心臓の不規則な拍動(不整脈)を抑える作用などの強心作用とともに、血管を拡げる作用があります。

薬の副作用

副作用としては、腹痛、食欲不振、嘔吐の症状が見られます。
また、不整脈があらわれるケースもあります。

処方される薬

ピモベンダン


チェック関連症状

強心薬血管拡張薬抗血栓薬



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