動物病院で使用される薬を解説。犬の皮膚の病気の治療のために動物病院で使用される、または処方される薬を紹介しています。

犬の病気紹介と病気予防サイト【ワンちゃんの医学マニュアル】 Yahoo!ブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
犬の皮膚の病気の治療のために動物病院で使用される、または処方される薬を紹介しています。
トップ動物病院で使われる薬>皮膚の病気に使う薬

犬の皮膚の病気に使う薬【ワンちゃんの医学マニュアル】

犬の皮膚の病気に使う薬

皮膚病の原因は、細菌、寄生虫、真菌などの病原体をはじめ、アレルギー、ホルモン分泌の異常、免疫異常などが考えられますが、この原因によって使われる薬は異なります。
このページでは、犬の皮膚病の原因として最も多い、真菌に対する薬を紹介します。
真菌には「抗真菌薬」を使います。
理由は、真菌は他の細菌とは異なり、動物や植物が持つ核を持っています。
細胞の構造も高等生物と類似し、普通の細菌を殺すために使われる抗菌薬で殺すことが困難だからです。

抗真菌薬

真菌が原因となる犬の皮膚病は、犬小胞子菌による「皮膚糸状菌症(ひふしじょうきんしょう)」や、マラセチアという酵母菌による皮膚炎などです。
皮膚糸状菌症などの皮膚病の原因である、真菌の増殖を抑える薬を「抗真菌薬」といいます。

ポリエン系抗生物質

真菌の細胞膜には、エルゴステロールという成分がありますが、このエルゴステロールに入り込んで、真菌の細胞を壊す働きがあります。
代表的な薬として、「トリコマイシン」があります。
トリコマイシンは、幅広い真菌に対して、高い効果があります。

薬の効能

真菌の細胞を壊す働きがあるため、真菌が原因の皮膚病で使われる薬です。

薬の副作用

腎臓障害を起こしやすいという副作用があります。
近年では、副作用が出にくい薬が開発されていますが、腎臓に対して毒性を与えるケースも多いので、犬の様子を観察しながら使用します。

処方される薬

トリコマイシン/アムホテリシンB/ナイスタチン

アゾール系抗真菌薬

真菌の細胞膜には、「エルゴステロール」という成分がありますが、このエルゴステロールがつくられないように作用することによって、真菌を殺す薬です。
ポリエン系抗生物質に比べて、副作用が出にくいため、よく使われる薬ですが、消化器系に毒性を示すことがあり、嘔吐(おうと)や食欲不振などの副作用が生じるケースがあります。
アゾール系の抗真菌薬には、イミダゾール系の「エコナゾール」、「ミコナゾール」、「ケトコナゾール」、トリアゾール系の「イトラコナゾール」などがあります。
たとえば、皮膚糸状菌症の治療に使う薬は、ミコナゾールやケトコナゾールの外用薬を使い、症状に応じてケトコナゾールなどの内服薬を併用します。

薬の効能

真菌の細胞膜にある「エルゴステロール」がつくられないように作用することによって、真菌を殺す効果があります。

薬の副作用

副作用が生じにくい薬ですが、消化器系に毒性を示すことがあり、嘔吐や食欲不振などの副作用が生じるケースがあります。

処方される薬

イトラコナゾール/エコナゾール/ミコナゾール/ケトコナゾール/フルコナゾール


チェック関連症状

痛みや炎症を抑える薬アレルギーの薬皮膚の病気に使う薬脳と神経の病気に使う薬目の病気に使う薬呼吸器の病気に使う薬循環器の病気に使う薬消化器の病気に使う薬生殖器の病気に使う薬泌尿器の病気に使う薬ホルモン異常の病気に使う薬感染症に使う薬寄生虫病に使う薬中毒に使う薬腫瘍の薬応急処置に使う薬



▲TOP
リンク一覧
当サイトの情報などを参考にして、損害が発生した場合があっても当サイト管理人及び関係者は一切責任を負うことは出来ません。

Copyright (C)2011-2014 ワンちゃんの医学マニュアル.All Rights Reserved.