動物病院で使用される薬を解説。犬の炎症を抑えるための薬である抗炎症薬について解説しています。

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炎症を抑えるための薬である抗炎症薬について解説しています。
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犬の抗炎症薬(こうえんしょうやく)【犬の薬】

抗炎症薬

炎症を抑える薬には、「ステロイド(副腎皮質ステロイド)系」と、「非ステロイド系」があります。

ステロイド系抗炎症薬

ステロイドは、副腎という組織から分泌される「副腎皮質ホルモン」のことです。
ステロイド系抗炎症薬は、ステロイドの様々な作用の中でも、人工的に抗炎症作用だけがあらわれるように合成した薬です。

薬の効能

強い抗炎症作用があるため、「皮膚炎」や、「結膜炎」などの目の感染症など、炎症性がある様々な病気に使用されます。
また、ステロイド系抗炎症薬には、免疫反応を抑制する作用もあるため、免疫過剰によって生じるアレルギーの病気や、リウマチ性関節炎などの自己免疫疾患などにも効果的です。

薬の副作用

薬の効力が高い分、副作用があらわれてしまうケースがあります。
脱毛、血圧の上昇、過食による体重の増加などの副作用や、感染症にかかりやすくなる、消化器に潰瘍ができるなどの重大な副作用があらわれるケースもあります。

処方される薬

デキサメタゾン/プレドニゾロン/ヒドロコルチゾン

非ステロイド系抗炎症薬

炎症を抑えるとともに、痛みも抑える薬です。
代表的なものでは、アスピリン、インドメタシン、ケトプロフェンなどがこれにあたります。

薬の効能

犬の体にある「プロスタグランジン」という物質は、炎症や痛みを引き起す働きや、消化器の粘膜を保護する働きがあります。
非ステロイド系抗炎症薬は、このプロスタグランジンの合成を妨げる作用があるため、炎症や痛みを抑えることができるのです。
ただし、その鎮痛効果は、軽度の痛みを抑える程度です。

薬の副作用

この薬は、消化器の粘膜を保護するという働きを抑えてしまうため、消化器の粘膜を傷つけてしまうという副作用があります。
この薬を使って、胃腸障害があらわれるのはそのためです。
その他にも、薬の使用を長期間にわたって続けてしまうと、腎臓に障害があらわれるケースもあります。
ただし、こうした副作用が少ない薬もあります。
フィロコキシブ、メロキシカムなど、「COX-2阻害薬」と呼ばれる薬で、手術後の鎮痛薬として用いられることもあります。

処方される薬

アスピリン/メロキシカム/ケトプロフェン/カルプロフェン/フィロコキシブ/インドメタシン


チェック関連症状

鎮痛薬(オピオイド)抗炎症薬抗リウマチ薬



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