犬のしぐさから病気を察知。体重が増加・減少する異変から推測される病気を解説しています。

犬の病気紹介と病気予防サイト【ワンちゃんの医学マニュアル】 Yahoo!ブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
ワンちゃんが太る、または痩せるという症状から考えられる犬の病気を紹介。
トップ体の異変から病気を察知する>体重が増加・減少する症状から考えられる犬の病気

体重が増加・減少する症状から考えられる犬の病気【ワンちゃんの医学マニュアル】

体重が増加・減少する症状から考えられる犬の病気

ワンちゃんの体重が明らかに変わった場合には、まず食欲を調べてください。
食欲がないのに痩せた場合には、消化器や口腔の病気が疑われます。
食欲があるのにもかかわらず痩せていく場合には、寄生虫病や、すい臓の病気、糖尿病などが疑われます。
運動量が増えているのに食べる量に変化が見られない場合や、歳を取って食べる量が少量になった場合にも痩せることがあるので、直近の犬の行動や様子を振り返ってみましょう!!
太った場合には、ホルモン異常の病気や、肥満など病気以外の原因が考えられます。

○痩せる症状
症状食欲不振やきつい口臭、よだれを大量に垂らす

歯周病(ししゅうびょう)口内炎(こうないえん)の疑いがあります。
口の中が痛いので、食欲不振になり、痩せます。

治療法

治療は、歯周病であれば、歯石を取り除き、膿がたまった歯周ポケットを掃除した後、抗生物質などを患部に塗布したり、薬を飲ませたりして細菌の繁殖を抑えます。

口内炎の場合は、原因が全身性の病気や歯周病などによるものであれば、その治療が重要です。
原因が他の病気によるものでない場合には、ヨード系の消毒薬で清潔にして、口腔用の抗炎症薬などを用いて治療します。

症状食欲不振や嘔吐、よだれを大量に垂らす

胃の病気腸の病気の疑いがあります。
食欲不振や嘔吐によって、痩せていきます。

治療法

治療は、その病気に対応した治療が行われます。

症状嘔吐や下痢

すい臓の病気寄生虫病(きせいちゅうびょう)糖尿病(とうにょうびょう)の疑いがあります。
食欲に変化は見られませんが、痩せていきます。

治療法

治療は、すい臓の病気であれば、その病状に対応した治療が行われます。

寄生虫病の場合は、駆虫薬を投与して寄生虫を駆除する治療が行われます。
脱水症状や栄養不良が見られる場合には、輸液など行って水分や栄養を補給させます。
なお、ブラッシングや駆虫薬の服用は、予防対策として効果があります。

糖尿病の場合は、病気によって、β細胞が壊されてしまい、インスリンの分泌が不足しているので、これを補う治療が行われます。
獣医師の指導のもとに、飼い主が毎日インスリンを注射します。
同時に、適正体重に見合ったエネルギー量の食事を、決まった時間に与えます。
ただし、インスリン治療の効きすぎで低血糖になり、痙攣や元気がなくなるなど体調不良になってしまうケースもあるので、低血糖に対する注意も必要です。

症状多飲多尿・脱毛する

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)の疑いがあります。
落ち着きがなく、興奮しやすくなります。
食欲に変化は見られませんが、痩せていきます。

治療法

治療は、薬を用いて、甲状腺ホルモンの過剰分泌を抑える治療をおこないます。
なお、甲状腺の一部を手術によって切除する治療も効果的ですが、腫瘍が悪性の場合には、病後の経過はあまりよくありません。

○太る症状
症状食欲不振、フケや脱毛

甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)の疑いがあります。
体重が増えて、フケが出るようになり、首・耳・尻尾などから徐々に左右対称の脱毛が始まります。

治療法

治療は、薬剤を投与して、不足している甲状腺ホルモンを補う治療がおこなわれます。
根本から治療する療法ではありませんが、症状を改善することができます。

矢印考えられる病気
胃の病気 寄生虫病 甲状腺機能亢進症
甲状腺機能低下症 口内炎 歯周病
膵臓の病気 腸の病気 糖尿病
副腎皮質機能亢進症

犬の体重の測定方法

犬の体重の測定方法

ワンちゃんの体重を測るときは、飼い主が犬を抱いて体重計にのって、出た数値から、飼い主の体重を引くようにして計ります。
小型犬の場合には、犬をかごに入れてそのまま体重計にのせ、出た数値からかごの重さを引くようにして計ります。
大型犬で、飼い主が抱けない場合には、体重計を2つ用意して、前足と後ろ足を体重計にのせます。
前足をのせた体重計と後ろ足をのせた体重計の数値の合算が体重になります。


チェック関連症状

異臭がする症状腹部が腫れている症状生殖器が腫れている症状発熱している症状体重が増加・減少する症状


▲TOP
リンク一覧
当サイトの情報などを参考にして、損害が発生した場合があっても当サイト管理人及び関係者は一切責任を負うことは出来ません。

Copyright (C)2011-2014 ワンちゃんの医学マニュアル.All Rights Reserved.