犬のしぐさから病気を察知。尿量の異変から推測される病気を解説しています。

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ワンちゃんの尿の量が異常に多い、または少ないという症状から考えられる犬の病気を紹介。
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尿量が異常に多い・少ないという症状から考えられる犬の病気【ワンちゃんの医学マニュアル】

尿量が異常に多い・少ないという症状から考えられる犬の病気

尿の量がいつもより多い、または少ないと感じた場合には、水を飲む量に変化がないか観察するとともに、その他の症状も同時にチェックしましょう!!
水を飲む量と尿の量ともに増えている場合には、ホルモン異常の病気や泌尿器の病気、子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)などを発症している可能性があります。
尿の量が減っている場合には、病気の他に老化や水分不足などの原因が考えられます。
注意しなければならないのは、尿が1日以上出ていない場合です。
命にかかわるケースもあるので、獣医師の診断を受けてください。

症状多飲多尿

泌尿器の病(ひにょうきのびょうき)子宮蓄膿症(しきゅうちくのうしょう)ホルモン異常の病気の疑いがあります。
子宮蓄膿症やホルモン異常の病気にかかっている場合には、多飲多尿の症状が見られますが、泌尿器の病気にかかっている場合には、頻尿で少尿という症状が出る病種もあります。

治療法

治療は、泌尿器の病気れあれば、腎臓、膀胱の各病気に対応した治療が行われます。

子宮蓄膿症の場合は、手術によって子宮を摘出する治療を行います。
子宮蓄膿症を放置すると、膿が腹腔内に漏れ出して、腹膜炎を併発して死に至るケースがあります。
子宮蓄膿症と診断された場合、基本的には、できるだけ早く手術を行って子宮を摘出します。
繁殖を希望する場合には、抗生物質や、子宮の収縮を促進させる働きがある「プロスタグランジン」というホルモン薬を用いて、たまった膿を排出する治療も可能です。

ホルモン異常の病気の場合は、各病名に対応した治療が行われます。

症状食欲低下や嘔吐

腎臓の病気(じんぞうのびょうき)の疑いがあります。
腎臓の病気の種類にもよりますが、食欲低下や嘔吐などの症状を起こします。

治療法

治療は、腎臓の各病気に対応した治療が行われます。

症状少尿や便秘・発熱、嘔吐

前立腺炎(ぜんりつせんえん)の疑いがあります。
急性の前立腺炎では、発熱や嘔吐、便秘などの症状があり、尿が出にくくなったりします。
激痛を起こすこともあり、うずくまって、体に触れられるのを嫌がる行動をします。
病状が進行すると、尿がにごったり、尿に血液がまじったりします。

治療法

治療は、病気の原因となっている細菌の種類を調べて、それに適応した抗生物質を投与します。
慢性の前立腺炎で症状があまり出ていない場合でも、膀胱炎などの感染源になる可能性があるので、抗生物質を用いて、完治するまで治療します。

症状便秘や少尿・少便

前立腺肥大症(ぜんりつせんひだいしょう)の疑いがあります。
肥大した前立腺が周囲の臓器を圧迫するようになると症状があらわれます。
直腸が圧迫されて、便秘になったり、便が少ししか排出されないなどの排便障害を起こします。
尿道を圧迫している場合には、尿が出にくくなる症状があらわれます。
老化が大きな原因になることから、老犬がこの病気を起こしやすいという特徴があります。

治療法

治療は、前立腺の肥大がかなり進行している場合には、前立腺を摘出する手術が行われるケースもありますが、手術が技術的に難しいうえに、治療対象が体力のない老犬が多いことから、通常は、症状をやわらげる治療がおこなわれます。

矢印考えられる病気
子宮蓄膿症 腎臓の病気 前立腺炎
前立腺肥大症 泌尿器の病気 ホルモン異常の病気

尿の量を量る方法

尿の量を量る

尿の量を見る場合は、水を飲ませる前にあらかじめカップで水量を測ります。
尿をした回数などが、与えた水の量と比例するかをチェックしてください。
室内で尿をさせている場合には、あらかじめトイレシートの重さを量っておき、排尿後に再度シートの重さを量り、その差を尿の量と考えます。
なお、犬が1日に飲む水の量は、体重1キログラムに対して30〜100ミリリットルで、それに対する尿の量は25〜50ミリリットルが正常値となります。


チェック関連症状

尿の量が異常尿の色が異常


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